簡単な街の紹介
東京都目黒区にある小さな街の一つで昭和初期頃開発が進み現在は「スイーツの街」や「お洒落な街」などといわれ理想の高級住宅街でもあります。駅前には飲食をははじめインテリア雑貨やお洒落な喫茶など様々な分野のお店が立ち並びます。モンブラン発祥の地でもあり元祖の「MONT-BLANC」という店もあります。
先ほど少し触れましたがスイーツの激戦区です。スイーツフォレストをはじめ長年愛されている名店や新規で挑戦するため自由が丘に出店するお店も数多いです。
少し歩くとそこは静かな高級住宅街が広がっています。目黒区の中でもしっかりと区画整備されている地域は多くはないため重宝される地域です。地形は自由が丘駅が一番低いため離れていくと緩やかな坂が出てきます。住まう層は良く住環境は最高です。資産価値のある土地です。
自由が丘の高級住宅街に関する詳しい記事はこちら➤
今までの自由が丘
従来の自由が丘は駅前やそれにつながる道幅が狭く、駅前にロータリーがありますがバスも入ってくるため土日ともなると渋滞の原因になっています。それに対し歩行者が多いため歩道も狭い道ともなると歩行者が車道を歩いているのは日常であり、駅周りはとても不便。
住宅街はそこまでストレスはありませんが、商業地域は車の乗り入れは苦難を強いられていました。
また、建物の老朽化が進んでおりレトロな街並みもあったのですが最近大規模な再開発が始まることになりました。しかし当然のこと今までの街並みがなくなってしまうことを非難する人たちも多くなかなか進まない状況でしたが平成29年5月に自由が丘一丁目29番地区再開発準備組合が設立され、今年(令和5年)着工しました。
今後の自由が丘
再開発事業概要
建築物の名称
自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業
建築敷地の地名地番
東京都目黒区自由が丘一丁目61-1他35筆(住居表示 -丁目29番)
用途
店舗・事務所・共同住宅・駐車場敷地面積 3,939.44m
建築面積
3,462.57m
延べ面積(容積対象延べ面積)
46.085,14mi(33,480.72mf)
構造|鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造基礎工法
直接基礎(べた基礎)
階数
地上15階/地下3階
高さ
59 80m (₴=66.00m)
着工予定
令和5年10月上旬
完了予定
令和8年 7月下旬
参加組合(企業)
鹿島建設株式会社 ヒューリック株式会社
再開発地域上空から~
再開発事業には鹿島建設が入っています。駅前の旧一誠同ビルをはじめとするその周辺のビルが一体となり、アーケードのある通り沿い一体も再開発になります。今まではその建物との間に小さな小道があり昭和を感じさせてくれるような雰囲気でしたが今回の工事でその面影もなくなっていきます。
イメージ図を見る限り、道幅はあんまり広がっていない感じがしますが、変わらず駅に沿っている道は一通ですね、しかし街路樹が植えられているため歩道はセットバックされて歩きやすくなります。下が商業施設、オフィスが入り上の階が住居になる感じですかね?住居は賃貸になるらしいです。15階建てですが周りに高い建物があまりない地域なので眺めはよさそうです。
変化する街
実際にこのエリアにたくさんのビルが密集していましたがもう取り壊しは終わっており、基礎工事へ入った模様です。更地になるといかに広大な敷地化がわかります。今しかこの景色を見ることはできないので気になる方は今行くべきです。
名前の由来
「自由が丘」という名所になる前は駅も地名も「九品仏」という名前でした。昭和5年に自由が丘学園が創立しその後街が形成され1929年(昭和4年)の東急大井町線の延長に伴い、新たな駅設立に伴い学校の名所から自由が丘駅となり新しく「自由が丘」という地域で区画されました。
地価
その形成に伴い駅周辺は様々な商業施設が立ち並び日用品からスーパー、など幅広い層に支持される街へと発展していきその周りが高級住宅街となり生活の住環境が良いという印象が付き、人気が高くいい立地条件の土地はなかなか出てきません。
最近は地下の上昇とともに坪単価も上がっており、コロナ前と比べ坪単価は100万ほど上がったと思われます。さらに今再開発が始まり駅周辺の交通事情が改善されるとなると今後も上がっていくと考えられます。
自由が丘は東急が2本乗り入れているため朝の通勤時間帯はかなり人口密度が高く、学園都市でもあるため利用者数も多いため、朝は大変混雑します。道路事情も従来であれば、お迎えの車、タクシー、バスが狭い道路に路駐するためなかなか駅の前まで入っていきたくないというドライバーもいいます。ロータリーもそうですが、その道路事情も再開発で改善される予定ですが実際どこまで拡張できるのかが気になるポイントです。
今後の動向はわかりませんが自由が丘のメリットとデメリットがわかったと思います。
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