世田谷の中でも特に有名人や著名人、大企業の役員や会長クラスの人が多く住み、ブランド力や知名度が高いエリア。道幅が広く地域全体的に邸宅が広がっています。世田谷の中でも確立された街
成城
概要
明治初期までは成城という地名ではなく坂の下に位置する喜多見と同じ続柄でで未開拓地域でした。しかし1923年に発生した関東大震災をきっかけに成城学園がこの地に移動し学園が街を築いたのがきっかけでその周辺の高台が開発されました。さらに1932年には東宝スタジオ(撮影所)ができたことで、大物芸能人や大手企業の会長や社長などが多く引っ越してくるようになり、高級住宅街といわれるようになりました。1980年代からバブル期にかけては、折からの経済成長とともに、企業の持ち家が増加した。
小田急線の成城学園前駅を中心に住宅街が広がっており1~9丁目まであります。東京のなかでも圧倒的に豪邸が多いい地域です。世田谷の国分寺崖線沿いの高台に位置し、地盤が固く比較的に新しい街なので道幅も広く区画整備されています。東宝スタジオ付近の坂は緩やかな斜面ですが喜多見側は急斜面になっていて崖になっています。
施設
成城学園前駅の成城コルティ(商業施設)には小田急OXスーパーや本屋、日用品、飲食店が入っておりまた成城石井の本店があることでも有名です。駅を中心に街が形成されているため生活がしやすい工夫がされています。そして、成城学園や東京都市大学付属中高など、学校も多くあり世田谷区立砧中学校は教育重点校として任命あされているほど教育も手厚い地域です。
自然
成城には「成城憲章」(下に詳細を張っています)という独自のルールがありその中に、「高い塀をつくらず敷地の20%を目安に緑を保全すること」とあります。そのため成城に建つすべての家に植栽が植えられており、街全体が緑に溢れています。また成城から15分~20分ほど歩いた場所に砧公園があり多くの自然を感じられます。6丁目には、成城のメインストリートでもある桜並木通りがあり季節を感じられます。
成城のデメリット
・今までの成城は格式の高い人たちが集まる住宅街でしたが、時代の変化に伴いブランド力の低下
・昭和のバブル期、成城の全盛期時代に家を建てた人が高齢者になり住民の高齢化
・都心部から少し離れている(新宿まで電車で15分車で25分)
・坂が多い
成城憲章とは?
この地域には街の景観の維持や環境保護のために平成14年に成城1丁目~9丁目、また砧8丁目2番及び13番から34番までの区域まで成城地域の住宅を建てるにあたって守らなければいけない街のルールです。これは田園調布も同じようなルールがあります。
成城憲章の詳細はこちら➤
岡本
概要
この地域は比較的に新しいで深い歴史はありません。しかし半世紀前この地が国分寺崖線の高台に位置し広い土地が確保できたため政財界の重鎮がこの地に別邸を建て始めまた、東宝スタジオが近かったことから有名映画監督や大物芸能人がひっそりとこの地に家を建て住みだし現在も名前は出せませんが著名人の豪邸が建っています。
場所は砧公園の下に位置し最寄りの駅は用賀と二子玉川なのですがどちらも徒歩20分程度あるため住民はタクシーや自家用車を使っている人が多くみられます。またこの地域も崖沿いの高台にあり環八や用賀インターから東名高速にすぐ乗れるため主に車移動が主な交通手段でしょう。
施設
イメージは「こんなところに高級住宅街⁉」という感じで回りにスーパーや大きな商業施設がないのが特徴です。隣町の砧公園や大蔵第二運動場は徒歩圏内にあります。今の時代は住民のほとんどが宅配か、車で買い物に出て二子玉川や成城学園などに行くそうです。
自然
街自体生活している人しか通らない場所にあるため、とても静かな住宅街です。先ほども少し触れましたが、東名高速を超えると砧公園や大蔵第二運動場など多くの自然を感じられ様々なスポーツが行える大きな運動場も完備しています。また、岡本2丁目に岡本静嘉堂緑地(庭園)があり綺麗な緑地帯があるため自然は豊富に感じられます。
岡本のデメリット
・最寄駅から遠い(用賀駅まで15分、二子玉川まで20分)
・近所にスーパーがない
・急な坂が多い
コメント