三井不動産が手掛ける3つ目の新たなミッドタウン。2023年3月開業予定東京駅の八重州口の真ん前に東京ミッドタウン八重州が誕生!その中には飲食店はもちろん上層階には世界的高級ブランドのブルガリのホテルが初日本上陸します。
東京八重州の歴史
2015年で開業100年を迎えた東京駅。街はその100年でがらりと雰囲気や社会構想も変わり、駅周りの再開発は今も進行中そんな衰退しない街東京駅の八重州また、その反対側丸の内大手町。今回は八重州に焦点を当てて解説していきます。
八重州と東京駅
昭和20年5月25日から26日にかけての米軍機による夜間爆撃で、東京駅はほぼ完全に焼失。もちろん周りの八重州や丸の内も多大な影響が出た。八重洲口は、関東大震災の復興期に乗降客が増えたこともあって昭和4年にささやかに開設された。その後モダンな八重洲口駅舎が完成(24年、失火により焼失)。それからも、繁華街である日本橋や京橋に面した八重洲口の重要性は衰えず、昭和29年には大丸百貨店の入る6階建の駅ビルが完成し、10年後の昭和39年には八重洲よりに東海道新幹線のホームが置かれ、ついに東西の力関係は逆転した。
もともと八重州は商人と食の街
今は上を見上げるほどオフィスやビルが多いが、明治時代から高度経済成長期までの八重州は商人や小さな商店が沢山ありました。八重州から日本橋、京橋と歩くと老舗の食事処が今でもあります。有名どころでいうと日本橋にある洋食の「たいめいけん」や「天ぷら」も名物です。
コンセプトはジャパン プレゼンテーション フィールド
ジャパン プレゼンテーション フィールドとは、~日本の夢が集う街 世界の夢に育つ街~という意味が込められています。世界中・日本中から人や情報、モノ・コトが集まり、交わり、新しい価値を生み出し世界に向けて発信していく街づくりを目指します。もともと商業の街だった八重州を世界に広めたいという目的を持った大型商業施設です。
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39階~45階にBVLGARI HOTEL TOKYO が誕生
三井不動産株式会社とブルガリ ホテルズ & リゾーツは、東京駅前において開発予定の超高層複合ビル内に、日本初となるブルガリ ホテルを開業合意しました。
ブルガリ・スイートを含む98室の客室をはじめ、ブルガリ ホテルのアイコン的な空間であるイル・バール、イル・リストランテ、イル・チョコラートも展開予定! 世界的にもまだブルガリのホテルは少なく世界7つの国と地域で展開しています。
2023年新たに東京とローマで開業予定。ちなみに40階以上の建物にホテルが入るので眺めは中々良いと思われます。(東京ミッドタウン六本木に入っているリッツカールトン東京は45階~53階)
まだ内装や家具などの詳細は後程。最新情報とともにこちらのページで更新していきます。
また、開業後実際に足を運び、随時配信していくつもりです。
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構造 施設
商業地区エリア
B1には東京駅直結の大型バスターミナルが完成。一日約600便が発着するそうです。
B1~3階までは食用品や飲食店、アパレルなど57店舗の商業ゾーンです。
4,5階は屋外テラスが作られ、ここまでは一般の観光者が入れると思われます。
またA-1地区には、小学校や交流施設、39階~最上階には話題のホテルも入ります。
ミッドタウンの中に小学校?
区立城東小学校の新校舎がなんと東京駅の目の前に!しかもミッドタウンの中に入ります。文部科学省によると、公立小学校が高層ビル内に入るのは「ほかに例がない」小学校ができたという。確かに今までにない斬新なアイデアで、固定概念を打ち破った新しい小学校の登場だと思いました。
新校舎は、地上45階、地下4階建て、高さ240メートルのビルの南東部分に張り出した低層階の1〜4階に入りました。体育館は2階、プールは3階にある。4階に設けられた1500平方メートルの校庭には1周70メートルの陸上トラックなどを備え、屋根は開閉式で雨天時も利用できる。まさに都市最新型の小学校!
ちなみに今年の9月に開校しましたしなんと倍率が13.7倍だったそうです。
受け入れ人数が少ないにしろ公立の小学校とは思えない倍率水準でした。
テナントフロア
7階~37階がテナントフロアになると思われます。そこにはテナント専用の貸会議室や会員制フィットネス、テナント専用の無料ラウンジまで完備。他のミッドタウンの傾向からしてドリンク・カフェコーナーや電話スペースまた、ルームクリーニングやコンシェルジュサービスなどもついてくると思います。
(八重洲セントラルタワー)地上45階 地下4階 ペントハウス2階/約240m
(八重洲セントラルスクエア)地上7階 地下2階 ペントハウス1階/約41m
商業地区である八重州には、レジデンスは入らないと思われます。
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